CCS、炭素回収システムを備えた世界初の低炭素 VLGC の AIP 証明書を発行

Feb 11, 2024

中国船級協会（CCS）上海規則研究所は、炭素回収（CCUS）システムを搭載した新型低炭素排出VLGCの江南造船（グループ）有限公司に対してAIP証明書を発行した。CCS上海規則研究所を含む関係者のリーダー証明書授与式には、江南造船（集団）有限公司と研究院、中国国家造船集団公司第711研究所の環境保護機器部門が出席した。

海運業界の低炭素化の傾向に対応し、江南造船（集団）有限公司とCSSC第711研究所はCCSと協力してCCUSシステムを備えたこのVLGCを共同開発した。 このVLGCの概念設計は、世界最大の貨物積載量を持つLPGデュアルフューエル船タイプに基づいています。 貨物油エリアのオープンデッキの両側にタイプCの低温二酸化炭素タンクが2台設置されており、CCUSシステムの設計上の二酸化炭素回収率は85%以上に達します。

CCS は、全体設計、船舶レイアウト、二酸化炭素回収・貯蔵システム、船舶廃熱利用、電力負荷評価、船舶エネルギー効率への貢献などの側面について綿密な調査と詳細な評価を実施し、総合的な技術サービスを提供してきました。船舶の安全性やシステム設計の最適化など。

さらに、CCS は、CCUS システムの動作原理と排出削減要素に基づいて、CCUS システムを搭載した船舶のエネルギー効率設計指数 (EEDI) の計算に関するガイドラインと 2 つの提案を IMO に提出しました。検査・認証ガイドラインの改訂について。

CCUS システムを備えたこの新しい低炭素 VLGC の開発完了は、従来の省エネおよび排出削減対策と代替燃料の適用ルートに加えて、大きな排出削減の可能性を秘めた新たな技術を提示します。 また、船舶搭載二酸化炭素回収システムを船上に適用するための強固な基盤も築きます。

参考：中国分類協会

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