CSSC Power Group が船舶搭載二酸化炭素回収システムの承認を獲得

Oct 12, 2023

中国造船動力工程研究院有限公司が開発した船上炭素回収・貯蔵システムが原則承認を取得（AiP）。

AIP は、中国船級協会と ClassNK の 2 つの船級協会によって授与されました。

海事業界がグリーンで低炭素な船舶運航に向けた方針を示す中、この認証は製品の商業化の基礎を築きます。

世界の海運業界の脱炭素化の取り組みが勢いを増す中、船舶の二酸化炭素回収技術は、特に既存の船舶にとって炭素を削減するための非常に有望な技術の 1 つとして浮上しています。

CSSC Power Group は、同社の二酸化炭素回収システムは高効率、最小限のエネルギー消費、シームレスな統合を特徴としていると述べた。 その主要な要素には、排ガス前処理装置、脱着装置、二酸化炭素圧縮凝縮液化装置が含まれます。

この技術の中心となるのは、船舶エンジンの排出物からの二酸化炭素の 85% 以上を吸収する能力を備えた高効率の化合物アミン液体化学吸収プロセスを誇るコア二酸化炭素吸収・脱着ユニットです。 その後の脱着プロセスにより、二酸化炭素純度が 99.9% 以下になることが保証されます。これは、下流のカーボンリサイクルの取り組みをサポートする上で重要な要素です。

このシステムはBASFグループと協力して開発されました。

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